アパートとマンションの違い
賃貸物件の表示で「アパート」・「マンション」・「コーポ」・「ハイツ」など様々な名称が付いていますが、実のところ明確な決まりがあるわけではありません。
一般的には次のような区分がよく使われます。
●アパート・・・木造・木造モルタル造・軽量鉄骨造など
●マンション・・・鉄筋コンクリート造・鉄筋鉄骨コンクリート造・重量鉄骨造など
しかし、この区分も絶対ではなく、軽量鉄骨3階建に「マンション」と名付けるオーナーさんもいます。
国土交通省では、マンションとは「中高層(3階以上)で分譲・共同住宅、鉄筋コンクリート・鉄骨鉄筋コンクリートまたは鉄骨造の住宅」と定義しています。(分譲・共同住宅なので鉄筋鉄骨コンクリート造でもオフィスビルはマンションではない)
また、「コーポ」や「ハイツ」は一般的に建物の構造を指すものではなく、「建物の名称の一部」と捉えられていますので、構造上、マンションでも建物名は「○○ハイツ」となっていたりします。
ちなみに、英語で「マンション」は、主として「豪邸」を示す言葉で日本のような共同住宅を示す言葉では使われないようです。